フィンランド ルスカコーヒー

フィンランドみやげに珈琲豆、紅茶の葉、そしてポストカードをいただいた。
編集者兼ライターの丸山サワさんからのおみやげで、毎年2、3度海外を放浪されている方なので、そのたびに各国の様々なものをいただいている。チュニジアの絵本なんてのもあったし、どこの国だったかふしぎな鳥のおもちゃもあった。前回の旅もフィンランドだったので、その時は古本屋で見つけたというトーベ・ヤンソンの絵本だった。僕は2冊いただいたのだが、自分用にとどっさり古本を買いこんでいた。どれだけ重いおみやげなんだろう。でも気に入ったものを見ればその後のことなんてまったく考えないのが彼女の性格なんだろう。
今回のこのフィンランドみやげは、ラップランドへ行く途中に立ち寄ったロバニエミという小さな町の商店で買ったものだという。まったく想像できないけれど、静かな北国の小さなお店、というイメージだ。演歌みたいだな。
さすがフィンランドといったパッケージで洗練されたデザイン。紅茶のパッケージはトナカイがカップを持ってお茶しているイラスト。あの爪先でどうやってカップを持っているのか謎だが、そんなつまらないこと考えさせない(考えちゃったけど)ユーモアあるイラストだ。珈琲は魅力的な少女が豆を摘んでいるイラストと、背景には山々から収穫する様子がモノクロのかなりお洒落なデザインで描かれている。まだ飲んでないんだけど、どんな味がするんだろう。数枚だけ丸山さんに現地の写真を見せていただいたけれど、それはラップランドの宿の窓からの風景で、針葉樹林と湖が写っていた。こんなところで飲めばとびきり美味い珈琲になるんだろう。窓からの風景だけでも作品になりそうだ。
フィンランド語で「ルスカ」という言葉がある。燃えるような秋を意味するフィンランド語だそうだ。このように秋の特定の時季を表現する言葉は日本語とフィンランド語にしかないらしい。ちょうどそのルスカの時季だったらしく、列車の窓からのルスカが忘れられない光景だという。
この「ルスカ」という言葉、実は丸山さんも含めた3人で仕事のユニットを組んでいるのだが、その名前にしている。まだほとんど活動していない状態であるけれど、そのうちルスカは燃えるような秋のごとく情熱的に動き出す予定(かっこいい表現だな)。まだ未定なんですが。
とりあえず丸山さんはフィンランドの旅を一冊の本にまとめようとしている。文章は天才的な方なのでとても楽しみだ。いずれ僕が写真を担当できればと願っているんだけど。福岡から直行便があるうちに。
フィンランドの珈琲、ルスカコーヒーとでも名付けて家の小さな庭でも眺めながら飲むことにしよう。とりあえず針葉樹の五葉松があるし。
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