シャッター音を傍らに ー川上信也撮影日記ー

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zoom RSS 「西日本文化」No481 巻頭グラビア

<<   作成日時 : 2017/02/15 11:51   >>

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「西日本文化」 481号
巻頭グラビアは八女の手漉き和紙をつくる溝田俊和さん。
和紙をつくる工程をおしえていただきながらの撮影。
和紙職人さんの撮影ではよく見かける当たり前の構図にはならないように、
漉いた和紙をさっと持ち上げる瞬間を撮影。
溝田さんご本人もとても気に入っているという感想を後日いただいた。
溝田さんに関する詳しいことはぜひ誌面を。

この職人さんを撮影するコーナーもすでに6年ほど続いている。
その前に旅のコーナーも続いていたから10年以上この雑誌の仕事をさせていただいている。
このコーナーで僕が心がけているのはその場の雰囲気を壊さないこと。
だからいつもフラッシュは一切使わず、レフ版も使わない。
その場にある光源と自然光のライティングだけ。
ついでにいうならシャッター音も消す。もしくは小さくする。
フィルムの頃はそういうことはとても難しかったけれど(というかできなかったけれど)、
デジタルになってから暗い場面でも空気感をありのままに出せるようになってきたという実感がある。
もちろんフィルムはフイルムで味わいがあったんだけど、暗い場面での撮影はほんと大変だった。

いつもこの方が向き合っている空間の持つ雰囲気、
特に職人さんのような方々の撮影ではそれはとても大切なことのように思う。

こういう場面での撮影はこの雑誌に限らず、
よくありがちな広告写真のようにならないこと、というのがとても大切で、
それはいろんな編集者からもよくいわれることの一つ。
それは口で説明するのは難しいことなんだけど、
作品撮影と広告撮影は同じ撮影でもまったく違う世界ということだろうと思う。
まあ僕はほとんど広告撮影はやらないので、それがかえっていいんだろうけれど。
これからもその方のありのままの世界を表現していきたいと思っている。

先日湯布院に行った際、とある美術館の方から、
このコーナーの大ファンです、と言われた(そんなこといわれたの初めてだけど)。
僕は今年の秋、由布院駅アートホールで阿蘇くじゅうの写真展を開催するのだが、
川上さんの撮る自然風景をぜひ見てみたい、
といつもとは逆のことを言われた。
僕がこれまで出版している本はすべて自然風景がメインなので、
人を撮影するイメージを持ってない方も多い。
でも仕事ではどちらかというと、というか圧倒的に人を撮影することの方が多く、
この雑誌の編集の方も、僕の撮影する人物が好きだということでこの巻頭グラビアを任せてもらっている。
何人かは僕の写真をフェイスブックのプロフィール写真に使ってくれてますね。

西日本文化、おそらく福岡では一番古くから続いている雑誌。
主に会員向けの雑誌ですが、天神新天町の金文堂さんでは置いているとのこと。
画像




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