シャッター音を傍らに ー川上信也撮影日記ー

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zoom RSS Rock Island!  種子島へ

<<   作成日時 : 2017/06/20 18:20   >>

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お昼過ぎ、鹿児島港の待合室に到着すると、平日にもかかわらず多くの旅行者らしき人々で溢れていた。
登山の格好した方々、大きなザックを背負った外国人、お洒落な格好したカップル。
でも30分もすると多くの人はいなくなってしまうだろうと思っていた。
屋久島行きの船が先に出港するからだ。
そして予想通り、屋久島行きの船の改札が始まると、ほとんどの旅行者は立ち上がり船に乗り込んでいった。残ったのは島の方々と思われる方々と、旅行者と思われるほんの数人。そのうちの一人が僕だ。

この状況にとてもうれしくなってきた。
多くの人は隣の世界遺産の島、屋久島へと行ってしまう。
すぐ隣の平坦な島はおそらく視界にも入ってもいない。
そう、種子島は火縄銃とロケットくらいしかない島だろうと思われているのだ。
僕も数日前までそうだったんだけど。

もはやあまりにも多くの人がやってくる屋久島には興味が失せてきていたし、
九州を撮影してゆく上でも、多くの人が訪れて、しかもカメラマンが押し寄せる場所はできるだけ近寄りたくない。
ちょうどくじゅうはミヤマキリシマの時季だったけれど、何だか興味もわいてこない(困ったもんだ)。
この九州で新しい何かを求めて撮影してみたいと思い付いた場所の一つが、種子島だったのだ。

高速船で一時間半、種子島に到着。
レンタカーを借りて南へと向かう。
行先はとりあえず南の端の竹崎海岸。
この島は実はサーファーたちにとってはとても有名な島で、
有名人もお忍びでやってきているのは地元の人たちにはよく知られていること。
お忍びではないけれど、ケネディ元駐日大使も数日間この島で滞在している。
竹崎海岸はサーファー天国のような海岸らしく、
美しい海と波、そして地図から予想するとおそらく夕陽もきれいなはずなのだ。

港からおよそ一時間ほど運転しただろうか、
夕暮れ前の竹崎海岸に到着。
そしてそこで出合った迫力に満ちた光景、これはなんと表現すればいいんだろう。
岩の表情のあまりの美しさと存在の迫力。
むき出しの地球が海岸に姿を見せている印象だ。

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高台に登り見下ろすと、この海岸が不思議な岩に囲まれていることが分かる。

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夕陽が岩を様々な表情へ変えてゆく。

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空が赤らみはじめ、海も柔らかな優しい色あいへ。
サーファーたちが数人、波を待ち続けている。
彼らにはどんな波音が響いているんだろうか。

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やがて月明りの海岸へ。
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初日からとても刺激的な光景の数々だった。
この島の魅力にほんの少し触れただけなのに。

月明りの下、南種子町へと向かう。
この種子島でのレンタカーで、僕はずっと80年代洋楽ロックを聴いていた。
しかも大音量!。
月を追いかけるように、デュランデュランの「New Moon On Monday」が車内に流れている。
街灯のない田舎道の先にロケット発射場の赤い点滅が見えている。
月明かりに照らされる海が空と溶け合うようにぼんやり映し出される。
最高にイカした帰り道だ。
カルチャークラブの「Do you Really Want To Hurt Me」がこの空気感に溶け込むように流れ始める。
不思議な岩ばかりの島は僕にとってまさに Rock Islandだ。

翌朝、夜明け前に宿を出発し、再び竹崎海岸へ。
スタートの音楽はヒューイルイス&ザ ニューズの「The Power Of Love」だ。
去年まで阿蘇くじゅうの早朝撮影はクラシック音楽をかけないと雰囲気が出なかったのだが、
この島では朝からこのくらいのRockがよく似合う。

クイーンの「Radio Ga Ga」が流れる中、明るみ始めた海岸に到着。
昨日とはまったく違う新たなる世界が広がっている。
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その後様々な場所に広がる海岸へ行ってみたのだが、
この島は不思議な岩があちこちに点在している。
これは堆積岩の島だからということらしい。

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この島にはほかにもマングローブの原生林やヘゴの自然林などなど、
ほとんど知られていないスポットが多く存在する(もちろん撮影しました)。
そしてこの島の滞在中、僕はカメラマンに一人も出会わなかった。
どこに行っても一人か、もしくはサーファーたちや数人の家族連れと出会うくらい。

静かなる Rock Island 

リマールの「The Never Ending Story」を流しながら
次はいつ来ようか、とスケジュール帳を取り出す。

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