シャッター音を傍らに ー川上信也撮影日記ー

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zoom RSS 糸島火山 波音のこだま

<<   作成日時 : 2017/02/07 13:44   >>

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久しぶりに糸島の火山へと行った。
この高台からは幣の浜が一望でき、夕陽の時間になると様々な波模様が見える。次第に海も空も暗くなってゆく時間がとても好きで、山に響く波音の中、空が眠っていくというようなイメージがある。

 この場所を知ったのは12年くらい前の2005年のこと。野北にあるカフェの方に「秘密の場所がある」とのことで、教えてもらったのだ。
山道への入口は火山北側の集落の先にあり、これは地元の人でないとたどり着けそうにない場所だ。パラグライダーの滑走路があるので、パラグライダーが趣味の方々にはおなじみの場所だったのかもしれない。
とても狭い山道で、離合が大変になるのでやや緊張しながらの登りとなる。そして10分くらい進むと視界が一気に開け、糸島の青い海が姿を見せる。この感動は大きい。
2006年出版の写真集「福岡の休日」でもこの場所からの写真を掲載し、雑誌の表紙でも3回ほど使った記憶がある。テレビの取材を受けた時もこの場所を選んで撮影したりもした。そして徐々に人が訪れるようになり、何度か「写真集見てきました」と声をかけられるようになっていった。この場所への行き方までは掲載してなかったんだけど、ネットが普及するにつれていろんな方々が情報を発信し知られるようになっていったんだと思う。
ただ、僕は人が多くなり始めてからは全く行かなくなった。車での離合ができないし、秘密の場所的なイメージが薄れてしまったのでもういいや、という感じ。
 その後、観光の目玉的な場所のような感じで南側から容易に来られるように看板や道が整備され、今では多くの人が訪れているという噂を聞いていた。だからなおさら足は遠のいていったんだけど、久しぶりに行ってみたのだ。それも初めての南側のお寺あたりから。
 お寺に車を止め、山道を歩いて15分ほどであのパラグライダーの場所にたどり着く。車で山道をもう少しだけ行くことができるけれど、でこぼこが激しいので僕はお寺に止めていった。
 
 久しぶりの火山。
 逆方向から来ると、木々のトンネルの向こうに海が見えはじめ、前とはまったく違う感動がある。カーブミラーがとてもいいアクセントになっている。
 
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 波音が山にこだましている。
 大きな海鳴りというイメージだろうか。
 遠くには様々な島影が見えているけれど、
 右手奥の山の向こうに見えているのは沖ノ島だろうと思う。
 ここから見えるなんて知らなかった。
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 幣の浜の波模様が美しい。
 ただ当時とまったく違うのは、夕陽の時間になるにつれて多くの人がやってくるということ。15人くらいいただろうか。まあ別に邪魔されるわけでもないのでそれほど気にもならないけれど。
 そして日が暮れてゆく。
 糸島のイメージはやはり夕陽の美しさだ。次第に波模様が黄金色に輝きはじめ、ピンク色に変化してゆく。そしてあの当時と変わらず、波音のこだまの中、空が眠ってゆく。
気が付けば僕一人だった。
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